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アレルギー性皮膚疾患

汗疱、異汗性湿疹

手足の皮がむけたり(小児型)、細かい水疱がたくさんできて痒みをともなう(成人型)症状です。足にできると水虫とよく似てますが、水虫とは関係ありません。よって他人にはうつりません。食べ物が関係していることがありますが、しばしば原因が不明で治りにくい。

かぶれ(接触皮膚炎)

皮膚に付着するさまざまな物質の、刺激やアレルギーで起こる湿疹です。湿疹が起こっている部位、病変の形状、経過などから原因物質を推測します。例えば、以前湿布薬を貼った部分に紫外線を浴びると光アレルギー性接触皮膚炎が起こる場合や、ズボンのポケットに鍵を入れていると直接は接触しない腰の皮膚に金属アレルギーが起こることがあります。美容師さんなどに職業性に起こるものもあります。できるだけ原因を見つけ出すことが重要です。必要に応じパッチテストを行います。

貨幣状湿疹

形が円形(コインのよう)であることが多く、しばしば浸出液が出たりカサブタが付いていたりする湿疹です。全身どこにでもできますが、すねに特に起こりやすい。乾燥、かぶれ、虫刺されなどを適切に治療せず、かき続けていることが原因であることがほとんどです。放置すると他の部位に細かいぶつぶつが出現し、難治となります(自家感作性皮膚炎)

脂漏性湿疹

頭皮、顔、まぶた、耳、胸や背、へそ、陰部、わきの下など皮脂がよく分泌される部分にできる湿疹です。赤くなって痒みがでたり、フケが増えたりします。体質的な病気とされ詳しいしくみはよくわかっていません。一度起こると治りにくいため、症状が悪化したときに塗り薬をつけます。

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